今回はMEET COFFEEでおもに取り扱っている3つの珈琲をご紹介します♪
コーヒーをこれから始めたいけど何を選べばいいかわからないと悩んでいる方に読んでいただきたいです!!
珈琲はこの世界にたーくさんあるよね〜
そうそう、
ありすぎて何を選べばいいか分かんない!
しかも名前も多いいのよね〜
わかる〜
ほんと、たくさんの方がこんなお悩みを持っていることかと思います。
なのでMEETCOFFEでは、わかりやすく3種類に絞り、コーヒーの世界へといざなおうという役目を担っています
誰からやねん!
はい、てなことで、いってみよ〜
MEET COFFEEで取り扱う珈琲は、以下の3種類です
- マンデリン ポルン
- マンデリン ゲガラン
- エチオピア チェルベサ
えっマンデリン2種類??
一緒じゃないの??
そもそもマンデリンってなに〜??
という声が聞こえてくるので、それは次の「マンデリン」の説明で紐解くとしてー
MEET COFFEEのこだわりは、ガツンとくる深煎り珈琲です。
そして、ただ深いだけじゃなくて、深い中にも個性が活きる珈琲が大好きです。
自然とマンデリンが好きになっちゃうよね〜
MEET COFFEE=マンデリンってなってきているよね〜
珈琲3つのイメージとしては、、、
- マンデリンポルン→力強いコク!
- マンデリンゲガラン→後味サイコー!
- エチオピアチェルベサ→フルーティー!
てな感じです。
それぞれの魅力をこれから伝えていくとして、、、その前に〜
マンデリンとは?というところから解説していくので、とーても長くなっちゃいます。
なので、目次から飛ばしながら読むのがいいかもです!
マンデリンはインドネシアのスマトラ島の北側らへんで栽培されるアラビカ種の珈琲を総称して「マンデリン」と言ってます
うーん、どゆこと??
はい。文字を追っても伝わらないので、イラストを見ながら解説していきます。
はい、そもそもの話ですが、珈琲は世界の真ん中「赤道」から南北緯25度の範囲で栽培されています。
この範囲を「コーヒーベルト」っていうよ!
緯度!!中学ぶりに聞いた(°▽°)
そして、コーヒーベルト内を見ていくと、3つのエリアに分かれます。
- アフリカエリア
- アジアエリア
- ラテンアメリカエリア
インドネシアは「アジアエリア」に位置しています。
日本から見ると南西側に5,771km
飛行機で7時間半くらいらしいよ!
インドネシアは島国で、いーーーぱい島があります。
なんと!!
約17,000以上の島があるって
主要な島は
- ジャワ島
- スマトラ島
- カリマンタン島
- スラウェシ島
- ニューギニア島
だね♪
このスマトラ島の北側らへんで栽培される珈琲の品種、アラビカ種がマンデリンと言われています。
なるほど、なるほど、
なんとなーくどこで栽培されているのか分かりました。
ここからは、もっと「マンデリンの真髄」を迫っていこうか!
そもそも「マンデリン」の名前の由来とは?
マンデリンは民族の名前です。
インドネシア・スマトラ島北部には「バタック族」という民族がおり、そのバタック系の少数民族の一部に「マンデリン族」がいらっしゃいます。
マンデリン族さんは昔、オランダの植民地として大変な時代をすごされていました。
その時代を生き抜くための収入源として、コーヒーが栽培されるようになりました。
スマトラ島北部がコーヒーを栽培するのに適していた地域だったんだね
そして現在も、その頃からずっと続けているコーヒー栽培を代々受け継いでいる。
伝統を守り続けている姿は、ほんと心を熱くさせるよね
そういった伝統から「マンデリン」というブランド名ができたんだね!
これからも「マンデリン」の魅力を伝えていきたいね
スマトラ島は10の州に分かれています。
そのうちマンデリンと言われる珈琲はスマトラ島北部の2つの州で、北から「アチェ州」と「北スマトラ州」です。
それぞれの州でみていくと、全く味わいが違い、それぞれの魅力があります。
なんか珈琲て名前で味を一括りにしちゃいがちだよね〜
作る場所、人が違えば全然違うもんね〜
知れば知るほど、別物と気づく!!
マンデリンは深めの珈琲が好きな方におすすめされがちです。
味の表現として「アーシー」という言葉を使われます。
アーシーとは、アース=地球の大地を感じる、なんか、どこか土っぽいというか、いや、土食べたことないけど、なんというか、う〜ん、なんていうんだろう、、てへっ笑
もう!!ちゃんと伝えないと〜
おっとの代わりに伝えるね!
アーシーとは、地球の大地を彷彿とさせる、野生的で、ハーブぽくて、時にお茶の香りにも似ているし、土ぽさがあって、いや、土食べたことないけど、なんというか、う〜ん、なんていうんだろう、、、てへっ笑
いやっ、
伝えれてないやないかい!!笑
まあ、独特な風味であることは間違い無いので、一度飲んでみてください♪
話を戻しますが、この味わいが感じられるのが、北スマトラ州のマンデリンで、世間でだいたい飲まれているのはこちらです。
ですが、アチェ州のマンデリンも捨てがたく美味しいので、MEET COFFEEではこの2つの州の珈琲をそれぞれ取り扱っています。
それが、北スマトラ州→「マンデリンポルン」とアチェ州→「マンデリンゲガラン」になります。
ということで、ひとまずはマンデリンについてのお話はここまでにします。
また、別の記事でちゃんとインドネシアについて紹介したいと思っているので〜
ポルンは北スマトラ州で栽培される珈琲でマンデリンらしく、芳醇でスモーキーなアーシーさを感じれる珈琲です。
他の北スマトラ州珈琲と比べて、より土っぽさが感じられ、クセになったのでこちらの「ポルン」を好んで取り扱ってます。
そんな「マンデリンポルン」を詳しく見ていこうと思います。
そもそも「ポルン」は地区名です
正直、普通に調べてもわかんないよね
より北スマトラ州を紐解いていこうか!
北スマトラ州は33の県と市に分かれます。
県は25、市は8の都市だよ
行政的には県と市は同等の立ち位置なんだって〜
この33のうち、主に珈琲を栽培されているところは、以下の8県です。
- タパヌリ北県
- フンムバン・ハスンドゥタン県
- シマルングン県
- カロ県
- ダイリ県
- マンダイリン・ナタル県
- パクパク・バラット県
- トバ県
ポルンは「フンムバン・ハスンドゥタン県」に位置しています
フンムバン・ハスンドゥタン県をさらに見ていこうか!
フンムバン・ハスンドゥタン県は10の地区に分かれており、その中で特にコーヒー農園があることで知られている地区は、以下の4地区です
- リントン・ニフタ
- ドロック・サンギウル(ドロッサングール)
- ポルン
- パランギナン
ここまで解剖したら、聞いたことのある名前が出てきたかもしれませんね
よくマンデリンの銘柄で聞くのが、「リントン」だよね
これらをそれぞれ飲んだことあるし、生豆を保有しているけど、この中でも全然味わいが違う!!
ほんと何度も言うけど、同じ銘柄だとしても、作る場所や人が違うと、違うんだよー!!
さてさて、長くなりましたが、ここからMEET COFFEEの「ポルン」をご紹介します
- 標高:1400〜1500m
- 品種:アテン、ティムティム
- 精選方法:スマトラ式
- 生産者:アルフィナー・ルンバンガオルさん
こちらのアルフィナーさんは、近隣の生産農家約250軒の珈琲を管理されており、良質なコーヒーを作るために絶えず行動にうつされているそうです。
そんな想いも美味しくなる要因の一つだよね!
これからもマンデリンポルンを期待していきたいね
ポルンは、マンデリンらしい力強いアーシー感がありつつ、スモーキーで芳醇な香りが口の中に広がっていくのがクセになります
お客さんからはよく、いい意味で土っぽい味わいと言われるよ〜
焙煎度合いは、フルシティからフレンチくらいにしています
ポルンは深煎りにするほど、個性が惹き立つ印象が強いです。
ちょっと深すぎたかな〜と思っても、それが絶妙に美味しかったりします。
深い、しっかりと「ガツン!!」とくる珈琲が飲みたい方におすすめだよ!
ゲガランはアチェ州で栽培される珈琲で一般的に想像されるマンデリンの力強いコクとは異なり、上品で若干の華やかさが感じられる珈琲です。
他のアチェ州と比べ、深煎りにした時にアチェらしい個性が消えず、より香りが引き立つため「ゲガラン」を好んで取り扱ってます
そんな「マンデリンゲガラン」を詳しく見ていこうと思います
ゲガランもポルン同様地区名です。
ポルンと比べて少し場所が分かりにくいですが、踏み込んでいこうと思います。
アチェ州は23の県と市に分かれます。
県は18、市は5の都市だよ
アチェ州では23のうち、以下の6県で珈琲栽培をされています
- アチェ・テンガ県
- ビルン県
- ガヨ・ルエス県
- アチェ・ベサール県
- アチェ・ウタラ県
- ベネル・ムリア県
ゲガランは「アチェ・テンガ県」に位置しています
アチェ・テンガ県はコーヒー生産の他に美しい自然環境で、観光地としても人気があるよ
アチェ・テンガ県をさらに見ていきます
アチェ・テンガ県は14の郡に分かれており、全体的に珈琲は栽培されているものの、特に盛んな郡は、以下の7つの群です
- ベベセン郡
- ペガシン郡
- クバヤカン郡
- ジャゴン・ジェゲット郡
- アトゥ・リンタン郡
- リンゲ郡
- ビンタン郡
郡の中にはさらに細分化され、村や町といった単位になります
ゲガランはビンタン郡に位置している村だよ!
ここで、一度整理します。
インドネシア(国)→アチェ(州)→アチェ・テンガ(県)→ビンタン(郡)→ゲガラン(村)
ただ、大体の珈琲生産地や商品名での名称では、この群はあまり表記されていないことが多いです。
日本よりも行政区分が多いから難しいよね^^;
珈琲の商品名が何をもとに付けられているか知るのも、珈琲のおもしろさですよ⭐︎
- 標高:1,450〜1,550m
- 品種:ティムティム、エスリニ
- 精選方法:スマトラ式
- 生産者:ムハメド・ダウドさん
こちらのコーヒーもポルン同様に、しっかりとした責任者の存在が美味しい珈琲の味わいへと繋がっています。
約100軒の農家さんから成り立っているんだって
アチェ州の珈琲はガヨ高地で栽培されているからこそ、美味しい味わいになるんだと思うよ〜
ガヨ高地は、アチェ州の中央部に広がる山岳地帯で、主に3県(アチェ・テンガ県、バイエン県、ガヨ・ルース県)にまたがっています。標高1,000〜1,500mの高地に位置し、火山性の肥沃な土壌と涼しい気候に恵まれており、コーヒー栽培に非常に適した環境を持っています。アチェ珈琲=ガヨ高地で栽培と言っても過言ではないかもしれません。
アチェは昔から密かに応援している地域なので、ほんとこれからも期待しています!!
ゲガランはポルンと比べても異なる力強さを兼ね備えています。
深いのに上品よねっ
この珈琲をお客さんに伝える時「後味最高!」って言ってるよ〜
珈琲には3つの香りがあります
- 豆を挽いた時の香り→フレグランス
- 珈琲抽出後の液体の香り→アロマ
- 珈琲を口に含んだ時の香り→フレーバー
珈琲を楽しむ際、たくさんの香りが感じられます。
その中で大体飲む前の香りや、飲む時の香りを特に意識されることが多いのではないかと思います。
こちらのゲガランは飲んだ後の香りにフォーカスしてしまうくらい、余韻が続きます
ほんと、飲んだ後に鼻から「ふ〜」と息を吹いた時の香りは特別で、リラックス効果半端ないです
さて、ずーとマンデリンについて語り尽くしましたが、唯一のマンデリン以外でMEET COFFEEのレギュラーを張っているのが、エチオピアのチェルベサです
エチオピアはかなり個性的で、飲み慣れない人からしたらこれが本当に珈琲なのか!?と多くのコーヒーファンを作り出した立役者だと思います。
私自身、初めてエチオピアのイルガチェフェを飲んだ時、まじで衝撃的でした。
珈琲で「フルーティー」てこのことを言うんだなと思い知りました。
そんなエチオピアの珈琲を詳しく見ていきましょう
チェルベサは村の名前です
エチオピアは行政区分が細かく分かれていたり、州内の独立があったりと、その都度区分が変わるので分かりにくいです。
なるべく分かりやすく紹介できるよう頑張るよ〜
まず、エチオピアの行政区分の階層を理解しよう!
エチオピア→州(Region)→ゾーン(Zone)→群(Woreda)→村や地区(Kebele)
この行政区分の階層ごとに追ってみていくよ〜
エチオピアは 11の州と2つの直轄都市に分かれます
主な珈琲栽培をされているのは、以下の5つの州です
- オロミア州
- ハラリ州
- シダマ州
- 南部諸民族州
- 南西エチオピア諸民族州
2023年時点で68のゾーンがあり、そのうち珈琲栽培をされているのは10のゾーンです。羅列すると長くなってしまうので、以下のイラストをご覧ください!
チェルベサは「オロミア州の西グジゾーン」に位置しています
まずは、オロミア州から見ていきましょう
オロミア州はエチオピア最大の州であり、21のゾーンと、特別な行政区画がいくつかあります
オロミア州は広大な土地であることから、様々なゾーンでコーヒー栽培が行われており、それぞれの地域特有の風味が味わうことができます。
主にコーヒー栽培を行っているのは、21のうち8つのゾーンです(イラストの色付き箇所)
このうち西グジゾーンをさらに見ていきます
西グジゾーンは南部諸民族州ゲデオゾーンの西側に隣り合わせで位置しています
ゲデオゾーンにはエチオピアの有名な地区である、「イルガチェフェ」があることから、西グジゾーンの珈琲もイルガチェフェと一括りにされることが多々あります
西グジゾーンは9つの郡があり、ゲラナ郡の東側よりにチェルベサ村が位置しています。
ここに位置していることから、栽培地ゲデオゾーンと記載されているところがほとんどだよっ
ただ、このようになるのは仕方なく、特にエチオピアは行政区分が変わることが多々あるので、数年後にはこの記事の言っていることが違うこともあるかもです!
その際は、ご指摘お願いします!
- 標高:1,950〜2,200m
- 品種:在来種
- 精選方法:ナチュラル
- 生産者:小規模農家さんたち
エチオピアのナチュラルは欠点豆の多い中、こちらのチェルベサはほぼ欠点豆がないです。
さらに粒も均一なので、農家さん方の頑張りが伝わってきて焙煎していてすごい気持ちがいいです。
こちらのチェルベサは、一般的なイルガチェフェよりも優しく程よいフルーティーな印象です
焙煎度はシティくらいの中煎りで仕上げており、飲みやすい華やかな香りはマンデリンの小休憩にぴったり
いつもと違うあっさりとした珈琲を飲みた珈琲を飲みたい方におすすめだよ⭐︎
MEET COFFEEでは今回紹介した3種類の珈琲を主軸として販売しています。
それぞれ100gから販売しており、豆or粉で購入することが可能です。
その他に、アウトドアやちょっとした時に手軽に淹れれるドリップバッグでも販売していますよ
あと、今回紹介できなかった珈琲も取り扱っており、こちらは出店や定期便として販売しています。
マンデリンもポルン、ゲガランの他に数種類ストックを保持しているので、ぜひ気になった方は定期便をチェックしてみてください
今回は、MEET COFFEEのレギュラーメンバー3種の珈琲を紹介しました。
珈琲の種類は数が多く、自分の本当に好きな珈琲に出会うのはなかなか難しいです。
そんな悩みを抱えている方に、ぜひ飲んでもらいたな
これらを飲み比べてみると、「あっ自分てこんな傾向の珈琲がすきかも!」とレギュラーメンバーを見つけるきっかけになると思います。
美味しい珈琲とMEETしたい方へ、ぜひMEET COFFEEにお任せあれ!!